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正論を語るなら堂々と [2005年4月]

正論を語るなら堂々と

既に多くの方々で触れられていますが、産経新聞が自社に都合のいいように記事を改変したことが明らかになったようです。

内容に関してはe_r_i_c_t さん不可視型探照灯で多角的な見地から詳細に述べられていますので是非ご参照ください。

またこの問題の発端となったのは、JANJANの松尾信之記者が明らかにされたもので、その慧眼に感服します。

 

産経新聞、扶桑社と言えば、オピニオン誌「正論」、つくる会の教科書などを発行しており、これらが戦後60年の負の遺産とも言うべき自虐的で偏向や欺瞞に満ちた風潮に楔を打ち込んだことは称賛に値すると思います。
そしてそれが、少なくない日本人に真っ当な感覚をもたらし、誇りや自信を付与してくれたことを考慮すればもっと評価されてもいいとも思います。

ただ、朝日新聞に見られるように自制も自省も自浄もできないまま他を論い貶めることも、自己を尊大にみせるために虚飾を弄することも同じレベルで唾棄されるべき不誠実な対応であることを自覚してもらいたいものです。

これがマスコミの病根の深さと言えば、それまでかもしれませんが、先の教科書白表紙本の流出騒動を見ても、読者や支持者への背信行為の誹りは決して免れるものではありません。

確かに大手新聞社の中で発行部数は低いかもしれません。しかしだからといって姑息な手段を弄すれば、正論であるべきものまでもが穢されてしまい、かえって逆効果であることを真摯に反省せねばならないでしょう。

朝日新聞などを糾弾するならば、彼らが出来ないこと-事実の徹底的な解明-を率先して行い、疑惑を雪いで欲しいものです。

正論を語るのならば、なおのこと堂々とそして毅然とした態度を示して欲しいと思います。


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