「異彩」を放ってる! [2005年5月]
「異彩」を放ってる!
「苦情の会」会員にして、当ブログの常連コメンテータであるてっちんさんよりご紹介いただきました「映画 日本国憲法」のHPの掲示板を覗いて見ると異彩を放つ存在を発見!
この映画に関するエントリはまた別に立てるとして、ここではこの「異彩」を放つ存在に注目してみたいと思います。
キャッチフレーズは、
「自然主義経済を実現する」
「平和党候補のいない選挙は、白紙投票で政治を変える」
だそうです。資本主義社会への警鐘は理解できなくもないのですが、貨幣経済のシステムを否定するのは、どんなものでしょうかねぇ。
白票が全て、自分達に向いていると思うってのは、かなり幸せ回路をお持ちのようで、畏れ入谷の鬼子母神です。
正直なところ、ちょっと畏れ多くて、私のような凡人が触れてはいけないような気がします。
この教祖様もとい総裁様は、憂国に悩む国民からの「浄財」を所望しておられます。6000万円ほどご入用だとか。
精力的に色々な政策や提言がなされておりますが、ちょっと手がでません。せめて生暖かく見守ることぐらいしかできません。
系統的には、サヨク風なのですが、私の触角が反応しないところを見ると、いつものアレとは違う周波数の電波のようです。亜種かな?
気になったのは、政策会長をしておられる木村重成という御仁。
ブログをお持ちのようですが、
「今年は世界大戦が起こりそう」とご懸念なさっておいでです。
ただ、「そう思う」以上のことが、まるで記されておらず、残念なかぎりですが。
ところで、この方のお名前は本名なのでしょうか。とてもいい名前です。戦国好きの私にしては、ここに触角が反応しました。
以下、脱線します。
【木村重成】
?~1615。
修理亮、長戸守。
木村定光の子という。
豊臣秀頼の乳兄弟で、小姓をつとめた。大阪冬の陣後における徳川家との和睦交渉で、豊臣方の代表をつとめた。
設定:
1593年生(1608年登場)
相性:20 政治:14
義理:83 統率:55
出自:武士 知略:27
信心:神仏 教養:53
合戦特技:突撃・壱
出典:シブサワ・コウ監修、光栄「信長の野望」天下創世、武将FILE、p140、2003
「我れ思う子細なくば、汝をば遁す(のがす)まじきものを」by武者物語之抄
これは、大阪冬の陣が起きる数年前に、城内(大阪城)で重成が茶坊主をからかった際に、立腹した茶坊主が重成の烏帽子を扇で叩いたときの言葉です。
本来なら、抜刀ものの事態なのですが、
「自分には思うところがあるので、つまらぬ争いで命を粗末にするわけには行かない」
と見逃したものです。それを近くのものは臆病者と罵りました。
1595年11月の大阪冬の陣において、佐竹義宣率いる八千余の軍勢により鴫野の今福砦が破られようとしたときに、重成率いる50の兵が救援に駆けつけ、佐竹軍を蹴散らし、123の柵を取り固めました。重成の奮戦ぶりを見た人々は先の「子細なくば」の意味を理解したと言われます。
夏の陣が近づいた際、食が進まない重成に新妻が訝って尋ねると、
「戦場で討たれ、首を切られた際に、疵口から食物が出ては見苦しい。死骸が醜からぬよう心掛け、食物を控えるのである」
と言ったそうです。
出陣の日、戦死を覚悟した重成は、入浴して身を清め、丹念に髪を洗い、兜に伽羅の名香を焚きこめました。そして、新妻の打つ鼓で謡い納め、別れの盃を交わしたのです。
木村重成は4700の兵を率いて場外で井伊直孝隊と衝突し、多くの兵と共に討ち死にしました。ちなみに木村隊は長宗我部盛親隊と井伊隊と衝突しました。
首実検の時、家康の前に出された重成の首は、死に顔さえも美しく、その髪からは馥郁たる芳香が漂っていたそうです。
家康はその香りに目を細めつつ、
「今は5月の初め(今の7月)であるが、首にいやな死臭がない。戦死を覚悟して香を焚きしめているのは勇士のたしなみである。重成はまだ23歳の若さで、いつの間にこのような作法を心得ていたのだろう。みなみな近く寄ってこの首の匂いを嗅いでみよ」
と重成の見事な最期を賛美したそうです。
因みに重成は、平家の公達もかくやと思われるほどの美丈夫であったと言われています。
と、ついつい、戦国ネタになってしまいました。
次のエントリでは「映画 日本国憲法」について触れてみたいと思います。
こんばんわ。
自分で紹介しときながらこんなおもしろサイトを見落としてたorz
で、私も見てみたんですが・・・なんでしょ。毒電波って感じはしないです。お花畑は垣間見えますが売国奴ではない様子。もちっとよく観察する対象にしようと思います。
で公式ホームページの方で
”H17.5.1 第39号 おい、おい、どうして補選になったんだ?民主党??”
で書いていたんですが、補選の民主党応援に来た田中真紀子女史の応援演説に関して
---引用開始
「今も、この聴衆の中に山崎陣営の方いますか?いたら手を挙げてください」などと挑発しているつもりなのだろうか。
普通ならここで「いませんか?まあいても手を挙げられないでしょうね」というのが彼女のシナリオだったのだろうが、私は山崎陣営の回し物でもないが、この田中真紀子なる人物がどのような反応をするのかためしてみたかったので手を挙げてみた。
すると彼女は、話を次に進めてごまかしていった。
---引用終了
と書いてあったのでおもわず噴いてしまいました。サヨクにない洒落のセンスをもちあわせているようで・・・
by てっちん (2005-05-25 00:34)
てっちんさん、いらっしゃいませ!
コメントどうもありがとうございます。
>毒電波って感じはしないです。お花畑は垣間見えますが売国奴ではない様子。
そうなんですよね。特定の電波は発信しているようなのですが、いつもの「毒入り危険食べたら死ぬで」電波とは違うようです。
食べても死なないが食べようとは思わないって感じでしょうか。
異次元と言ってもいいかと思います。ただ、「憂国」な感じは伝わってきますし、微妙です。
>サヨクにない洒落のセンスをもちあわせているようで・・・
見に行きました。確かに、サヨクな人では思いつかないいいセンスですねぇ。
多分サヨクな人よりも多くの部分で共感と思います。
当分、監視対象としておくことにしたいと思います。
by FD3S (2005-05-25 13:14)
今、気がつきましたので、コメントさせていただきます。
本党は、右翼と左翼の区別自体の常識を逸脱していますので
左翼であるということのご指摘は当たらないかと思います。
天皇は国家の名誉元首とせよと提示しており、
究極の小さな政府もめざしているからであります。
http://blogs.yahoo.co.jp/seitouheiwatou/MYBLOG/yblog.html?fid=374754&m=lc
by 木村重成 (2005-07-16 19:57)