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昨日に引き続いて、リーちゃんネタを。

asahi.com: 首相の靖国参拝、ヒトラー追悼にたとえて批判 中国外相 - 政治
首相の靖国参拝、ヒトラー追悼にたとえて批判 

中国外相 アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会合出席のため韓国・釜山を訪問中の中国の李肇星(リー・チャオシン)外相は15日、滞在先のホテルで記者団に対し、小泉首相の靖国神社参拝をヒトラーの追悼にたとえて批判し、改めて参拝中止を強く求めた。

李外相は、現在の日中関係について「困難に直面している責任は中国側にはない」としたうえで「重要なのは日本の指導者が再び中国とアジアの人民の感情を傷つけないことだ」と指摘。「ドイツの指導者がヒトラーやナチス(の追悼施設)を参拝したら、欧州の人々はどう感じるだろうか」と述べた。歴史認識について「基本的な善悪の観念を持つべきだ」として、靖国神社に参拝しないよう求めた。


定番ネタを持っている芸人のように、同じことを違う人が言う中国の靖国への反論の仕方は、もう笑いのレベルになっているように思えます。

>小泉首相の靖国神社参拝をヒトラーの追悼にたとえて批判し、改めて参拝中止を強く求めた。

ヒトラーに擬えるなんて、定番中の定番ですね。たまには新ネタを披露しないとファン(サヨッキー)のハートさえも繋ぎとめることはできません。

>「困難に直面している責任は中国側にはない」

ボク悪くないも~ん。というこのフレーズも相変わらず。悪くないって言いながら反日デモで行き過ぎて、今まで辛うじてフォローだった国際的な風向きをアゲンストに変えたのは、今年の春の新ネタでしたね。あんまりファンに受けが良くなかったから、あれ以来あのネタは必死に封印しているようですね。

さてと、困難に直面している責任が中国にないとして、ならばなぜ執拗にここまで拘るのでしょうか。この文章を少し弄ってみましょう。

困難に直面して困窮しているのは中国だ

という気持ちが包含されているように思えるのは私だけでしょうか。現時点で外交が滞っているとして、そしてその原因が言うように日本にあったとしても、実質、困窮しているのは中国であり、日本ではないでしょう。
もし、中国との外交によって得られる果実が甚大であり、日本にとって都合のいいものならば、ここまで頑強に参拝を続けるでしょうか?
言うままに参拝をせず、刺激もせず、理不尽に絶え続けた結果、得たものより失ったものが大きいことに政治家だけでなく、有権者である私達が気づき始めた今となっては、かかる中国要人の発言は怒りを通り越し、呆れ、笑いの対象でしかありません。

強硬にやろうにも国際的な監視のもと、近代化しようと、世界基準の大国になろうと、旧型思想のエンジンで頑張る中国にとって、リーちゃんの言葉は悲鳴に近い、哀願のような趣さえあるシュールなお笑いなのかもしれません。

>「重要なのは日本の指導者が再び中国とアジアの人民の感情を傷つけないことだ」

これは昨日のネタで取り上げましたので割愛します。中国とどこだって?というツッコミを期待するボケということで、終わり。

>「ドイツの指導者がヒトラーやナチス(の追悼施設)を参拝したら、欧州の人々はどう感じるだろうか」

冒頭でも述べましたが、アジアの人々の感情云々、ヒトラーやナチス云々、思いっきり定番なのですが、新しさにかけて、笑えませんよね。

何度もこれは突っ込まれてるんですが、まず現在のドイツとヒトラーナチスは根本的に出自から異なります。故にドイツはヒトラーやナチスを免罪符に使うことができたのです。

リーちゃんは、ここで失言をしていますね。もしヒトラーとA級戦犯を並べていれば、まだ整合性もあったでしょう。少なくとも指導者という共通項があるわけですから。ところが「ナチス」まで入れたのは問題でしょう。彼らの発言に照らしてヒトラーがA級戦犯ならナチスは何でしょう?ヒトラーやナチスの追悼施設は何に相当するでしょう?

靖国神社に祀られている人達をひと括りにして、ナチスに擬えているというのは大問題ではないでしょうか?

これはA級戦犯だけが問題であるという彼らの主張が実にいい加減であり、Aの次はB、その次はC、そして神社そのもの、最後は日本の存在そのもの、見たいに未来永劫、過去をネタに強請り集りを続けるということを自白したようなもんです。

>歴史認識について「基本的な善悪の観念を持つべきだ」として、靖国神社に参拝しないよう求めた。

これは結構新ネタかも。大爆笑です。善悪の観念を中国に言われようとは。

目の前に極悪非道の振る舞いをしている人間に、「善」を諭されるようなもんです。思いっきり、

「お前がいうな!」のツッコミを期待しているだろ、って感じのボケです。

リーちゃんは、基本的な歴史認識がどうこう言う前に、基本的な歴史的事実をまず理解してもらいたいものです。少なくともドイツのそれと靖国を同列で比較するなど、外交上極めて失礼なことであるということ、仲間のサヨッキー(マスコミ含む)を除く多くの日本国民を敵にまわしたということをまず理解してもらいたいものです。

さて、連日靖国に纏わるリーちゃんの話をネタにしましたが、彼の発言は失礼で、強権的ともとれますが、一方で勘弁して!ってお願いにも取れなくない感じを受けます。政治家の失言、参拝が自分達の道具として使えたのは昔の話で今は、徒に中国人民を刺激しないでって感じです。

反日教育をして、人民の関心を日本へと振り向け、日本への敵愾心をもってなんとか国内を安寧させてきた共産党執行部としては、靖国参拝に理解を示せるはずもなく、看過できることでもありません。言うなれば自分達の政策(というか戦略)が稚拙であったが故の綻びでしかない問題を日本にどうにかして、というしかない状態なのだろうと思います。

彼らは行間を読んで、意を汲んでくれ~と思いつつ、屁理屈を繰り返しているのでしょう。


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コメント 1

KK

中国、韓国、北朝鮮これがアジアの人々なんでしょうか?
笑わせんなっての!これは極東3馬鹿国家っていうのよく覚えとけw
インドネシアや台湾やマレーシアなど靖国に反対してますか?
因縁つけんのも大概にしろ!っつうかもう聞き飽きた。
最近ニュースで韓、北、中関連のニュースで靖国って言葉がでたら反射的にチャンネル変えてしまいます、どうせ言う事想像できるし。
by KK (2005-11-20 01:13) 

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