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言行不一致 [2005年3月]

言行不一致

前記事、理想と現実で書いた社民党の党職員の解雇問題の続報です。

産経新聞
-----引用開始-----
社民党内に3人労組 「不当解雇」撤回求める 「労働者の味方」困った


社民党から財政難を理由に解雇を通告された党本部職員三人が労働組合「SDP(社会民主党)ユニオン」を結成し、「不当解雇だ」として福島瑞穂党首に団体交渉を申し入れていることが十五日、明らかになった。「労働者の味方」を旗印にしてきた政党内に労組が旗揚げされ、労使交渉を要求されるという前代未聞の事態に執行部は頭を抱えている。

「SDPユニオン」は十二日に結成され、連合傘下の連合東京に加盟した。党本部が二月にメンバーの三人の職員に対して今月三十一日付の解雇を通告したことについて、組合は設立趣意書で「整理解雇基準に公正な適用がなく、職員との十分な話し合いも行われていない」と指摘している。

十八日に行うように申し入れている団体交渉では、解雇の撤回を強く迫るほか、党本部内に事務所を設置することや党との間で労働協約を締結することなども要求していく方針。党側が団体交渉を拒否した場合、法的措置も辞さない構えだ。

党側は「『労働者の党』として無視はできない」と困惑しているが、党内には「解雇通告した職員は仕事もろくにしないで、いつも権利ばかり主張してきた」(幹部)と嘆き節も漏れている。
-----引用終了-----

この不況の中、他所でもこういうことは起きているのかもしれませんが、
「労働者の党」ぐらいしか売り物がない社民党が自前の労働者から訴えられそうだと言うのは、やはり耳目を集める(悪い冗談のような)ニュースです。

もっとも、最近、教科書やら竹島やら、蔵王問題やらファビョリストの件で眩暈がしていたことを考えれば、ある意味微笑ましいニュースかもしれません。
素直に笑えましたもん。ただ、

仕事もろくにしないで、いつも権利ばかりを主張してきた

と言うのは、どうですかねぇ。
私としては、社民党そのものがそうだと思うんですけど。

主、主たらずんば、臣、臣たらず

って言いますよね。党職員のそれは自分達のそれと反省し自戒できないようでは、もはや有権者の代表としての資格を欠いていると言わざるを得ません。

事ここに至っては百万言を語っても、如何なる策を弄しても無駄だと言うことを速やかに悟っていただきたいものです。
その上で、潔く解党し、政党助成金を返還することを禊とし、それでも国政にかける情熱があるのであれば、次の国政選挙にて捲土重来を期してはどうでしょうか?


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