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小さいことからこつこつと [2005年4月]

小さいことからこつこつと

続き物を書くべきところですが・・・・。
きぐつさんきぐつのつぶやき(仮)を見て、感銘を受けたことがありましたので、それについて書きたいと思います。

感心したのは図書館の本のラインアップについてです。
finalventさんが書かれたものですが、一部引用させていただくと、

-----引用開始-----
図書館だけで商売が成立しちゃう世界。しかも、あまり注目されていないけど、図書館に入る新刊本の要求ってプロ市民のオ・シ・ゴ・ト。
えいやの号令で、1000部図書館、大学、高校とかに入る。それに組織で1000部くらいははける。ま、2000は確実に捌けるかとなれば、刷れるというわけだ。
-----引用終了-----

きぐつさんの言葉をお借りすれば、まさに

そこそこそこ!かゆかったのはそこ!

という感じです。
私は予てより、ド左自然薯軍団の方々の主張には異を唱えているのですが、彼らの地道な活動にはホント、頭が下がるというか、敬服しているところです。
「草の根運動」なんて言いますが、まさに、これもそうです。

彼らの活動スタイルそのものは、実は非常にシステマティックであり感心どころか羨望してしまうのです。

こんなこともしているようですし。

図書館に左な本しかなければ、いつの間にか、そういう考えが地域に浸透する可能性もあるわけで(これは定量的に判断できるものではないですが)、こういう活動ならば、購入希望を出せばいいのですから、比較的簡単にできそうだなと思いました。

ところで、ブログでは多くのところで書籍検索をページに反映できますので、
それを有効に活用しない手はないなと思います。
因みにso-netでもamazonの検索機能がありますので、それが可能になります。
とは言っても、アフィリエイトというお駄賃はもらえませんけど。

私もかなり最近まで、「正論」とか「諸君!」とか「SAPIO」と言えば右翼系雑誌、ぐらいの認識で見たことすらありませんでしたから、普通の感覚では中々購入してまでは読まないのかなと思います。図書館によっては雑誌の類も備えていますので、そこにあれば「お!」と思う人が出てくるかもしれません。

私が色々と考えるきっかけになったのは、井沢元彦氏の逆説の日本史です。

逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎

逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎

  • 作者: 井沢 元彦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 文庫

このシリーズを一通り読み終えたところで、

虚報の構造オオカミ少年の系譜―朝日ジャーナリズムに異議あり

虚報の構造オオカミ少年の系譜―朝日ジャーナリズムに異議あり

  • 作者: 井沢 元彦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 文庫

↑を読んで、朝日ってやばいじゃんって思い始めた次第です。
以前も紹介しましたが、

逆説のニッポン歴史観―日本をダメにした「戦後民主主義」の正体

逆説のニッポン歴史観―日本をダメにした「戦後民主主義」の正体

  • 作者: 井沢 元彦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 単行本

も非常に面白いです。朝日新聞、岩波書店、進歩的文化人、教育問題など、「ほほー」ってな感じで紹介されています。

上のリンクにあるように、船橋では西部萬さんとか渡辺昇一さんの書籍が大量に廃棄されてますので、身近なところでそれを回復してみるのもいいかもしれません。日本の過去について、多くの人が自分の目で確かめることが小さいけど確実な一歩だと思います。

ダイナミックな変革は無理でも「おかしいな?」と思うきっかけにはなると思います。なんせ私たちの税金ですからね、読めない本ばかり置かれては困ります。
読みたい本をどしどしリクエストしてみませんか?

週明けにでも近所の図書館に行ってみようかな。

追記
これをご覧頂いた方で、こういうのから読むといいんじゃない?とか、入門書ならこれ、とか、何も言わずにこれを読め!みたいな本がありましたら是非ご教示頂きたく存じます。
宜しくお願いいたします。


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コメント 4

mac

井沢元彦の本は結構読みました。異論はいろいろあるかと思いますが、視点は斬新だと思います。僕は好きな作家です。
今、「日本史集中講義」(祥伝社)を読んでます。
by mac (2005-04-03 11:27) 

FD3S

mac様、いらっしゃいませ。
コメント&T/Bありがとうございました。

>異論はいろいろあるかと思いますが、視点は斬新だと思います。僕は好きな作家です。
私も、同感です。彼の本を読んで思うのは「そうくるかぁ」という視点の斬新さなんですよね。それも一理あるよねみたいな。
読み手に押し付けるのではなく、考えるきっかけを与えような所がいいですね。

書籍のリコメンドありがとうございます。早速チェックしてみます。
by FD3S (2005-04-03 12:35) 

鮎川龍人

こんにちは!
すごい事です。
図書館侵略。
年取ったら図書館に通って暮らそうと思ってたのに・・・・・
これはヤバイですね。
私なら、すぐ妄想エントリー一発かましちゃうところ。
FD3Sさまは、冷静だなー。

やっぱり7乗りはクールなのかな?

ではまた・・・・・
by 鮎川龍人 (2005-04-03 18:23) 

FD3S

鮎川龍人さん、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。
いえいえ、決して冷静ではありませんよ。近所の図書館向けのリストを
作ったぐらいですから。明日朝から、図書館へ突撃です。

>やっぱり7乗りはクールなのかな?
乗ってないときぐらいは、クールでありたいと思ってます
(思ってるだけかもしれません)。

ステアリングを握ると、変るかも、です。
でも愛車家でチキンで貧しい私は、決してドリドリしたりはしませんよ。
また、おいで下さいませ。
by FD3S (2005-04-03 21:22) 

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