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政権とる気ないでしょ。

政権とる気ないでしょ。

歴史的大敗を喫し、多くの野武士を抱えてしまった民主党。前非を悔いたか、候補者の入れ替え、若返りを促進するために、定年制を導入すると言った、まえっちに古老の野武士どもが反旗を翻しているようです。

その浪人達の集団を、「民主落選組」と言います。勤皇の志士達が「新撰組」だったのに対して落選組。こういう人達に日本を託そうと思いますか?

asahi.com: 民主・落選組が「前議員の会」 定年制阻止などで結束 - 政治
民主・落選組が「前議員の会」 定年制阻止などで結束 

総選挙で議席を失った民主党の前議員79人のうち43人が14日、都内で集まり、「民主党前議員の会」(代表、中野寛成・前衆院副議長)を結成した。来週に予定される次期総選挙の1次公認発表に向け、党執行部を牽制(けんせい)する狙いだ。出席者からは前・元職の「65歳定年制」などを盛り込んだ候補者選定基準に批判が集まった。

党執行部は次の総選挙までに約3分の1の小選挙区で候補者を入れ替える方針。26日に65歳となる中野氏は「我々がそろってカムバックしなければ民主党政権はあり得ない。民主党をあきらめずにがんばろう」と結束を促した。

「定年制」について、ベテラン前議員らから「年齢で切るのは差別」「執行部は大衆迎合的」との不満が噴出。65歳未満でも小選挙区で3回連続落選した前・元職を原則公認しない方針にも「自民党の強い地盤で票を伸ばした人も切るのか」「地方組織が育たなくなる」との意見が出た。

執行部からただ一人出席した鳩山由紀夫幹事長は「公認基準には例外規定もある。できるだけ高度な政治判断をしていく」と火消しに回った。

拘りを持つべきことは、そして汲々としてでも堅持すべきことは、職(場所)ではなく、仕事ではないのでしょうか。そう、思ってしまうニュースです。

もちろん、議員でなければ大志や大願を成就することも困難でしょうから、汲々とするのは分からなくもありませんが、どうもそんな感じではなく、失職は嫌だみたいな感じがしてげんなりしてしまいます。

それでは本文へ。

>議席を失った民主党の前議員79人のうち43人

いやあ、改めて多くの民主党議員が失職したのだなぁと思いますね。で、その半分以上の人が、

>前・元職の「65歳定年制」などを盛り込んだ候補者選定基準

>65歳未満でも小選挙区で3回連続落選した前・元職を原則公認しない方針

↑のいずれかに該当するんでしょうか。両方に該当する人もいるんでしょうね。
自民党が圧勝した背景に、旧態依然とした党の在り方を破壊したというイメージ(確かに破壊されたところも多々あるでしょう)であることを考えれば、民主再生のために、新陳代謝を良くするこの手の荒療治はある程度避けられないと思いますがね。当人にとっては、党の伸展よりは、まず保身というところでしょうか。

>「民主党前議員の会」(代表、中野寛成・前衆院副議長)

>26日に65歳となる中野氏

中野氏はもろに年齢で抵触することになるので、気が気じゃないというところでしょうが、捲土重来を期すというのなら、それこそ無所属で気概を見せるっていうのはダメなんでしょうか。自民党の地盤、看板、カバンを批判する民主党もフタをあければ、同じということでしょうね。

>「定年制」について、ベテラン前議員らから

>「年齢で切るのは差別」

>「執行部は大衆迎合的」との不満が噴出。

>65歳未満でも小選挙区で3回連続落選した前・元職を原則公認しない方針にも

>「自民党の強い地盤で票を伸ばした人も切るのか」

>「地方組織が育たなくなる」

さて、選良と呼ばれ、率先垂範すべき政治家は、深い見識と経験を要求されることもあり、サラリーマンのような定年がそぐわない仕事であることは事実かもしれません。地方の議員からたたき上げ、いざ国政という時には、もう還暦前とか還暦過ぎていたなんてこともざらでしょう。

全ての議員がそのような素晴らしい人ならば、身の処し方も弁えているでしょうから、定年など決めずとも自然と代謝されるものが、決めないが故に能力に乏しい議員を税金で賄わねばならないということになるのは、国民にとってもこの国にとっても不幸であるとしかいえません。
それは何も民主に限らず全ての政党、政治家にいえることですが・・・・・。

難しい問題であることは間違いないと思います、定年は。
一方の3回落選した人に後はない、というのは理解できますね。党の公認を貰いながらも、国民の審判の結果落選したのですから、粛々と受け止めるべき結果ではないかと思いますね。

それでも政治家として活動したいのであれば、やはり個人で立つべきでしょう。当選する可能性はさらに低くなるとは思いますが。いや、民主から出るよりも当選するかもしれません(笑)。

自民党の強い地域で票を伸ばしたのは、果たしてその個人の魅力なのか、それとも党の公認の力なのか、伸ばそうが伸び悩もうが落選は落選でしょう。個人の魅力と党の魅力それを足しても勝てなかったことに党は勿論、個々人も猛省すべきでしょう。
この人達は、党の公認を貰えば、4度目は必ず勝てるという自信があるのでしょうか。それがないのにまた「公認くれ~」はどうですかねぇ。

>「我々がそろってカムバックしなければ民主党政権はあり得ない。

さて、この古老達が揃って返り咲かねば民主党政権があり得ないというのは、どういう根拠に依るものなのでしょう。
要は数が取れれば、政権奪取が可能なのですから、その数を満たすために必ずしも彼らでなければならない、あり得ないということは逆にあり得ないでしょう。
現実に落選した人達が再選される可能性よりは、新しい候補者を立てて党是なども一新した方がより訴求力の高い党へ変貌できる可能性も高いでしょうし、期待値も高くなることでしょう。

>民主党をあきらめずにがんばろう

そんなキャッチフレーズで惨敗したということにまだ懲りてないのでしょうか。それとも学習能力が欠如しているのでしょうか。まえっちがこういう彼らの抵抗をばっさりと切り捨て、かつ能力があると思えるもの(いるなら)を的確に取捨選択できるのであれば、勝てずとも先の選挙のような無様な負けを晒すことはないかもしれません。

>鳩山由紀夫幹事長は「公認基準には例外規定もある。できるだけ高度な政治判断をしていく」と火消し

要するに、能力がある人間は、もとより連続落選することもないし、65歳で定年を迎えることもないよってことですよね。それでも鎮火しないのは、

自分の政治家としての能力にすら自信のない人間が保身のために騒いでいるだけって感じでしかありません。

それとも、「権利」を声高に叫んで「義務」を疎かにする党から移ってきた人達ですか?

明るいニュースがとんとない、民主党の内紛のニュースでした。

 

※※※お詫び※※※

頂いたコメントへの返事が遅くなっております。必ずお返事申し上げますので、しばしお待ち下さい。

犬笠さん、アルコールバトン、忘れてませんよ。必ずエントリしますので、お待ち下さい。


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